メーカー:CURRENT
納期:即納〜2ヶ月、送料無料 ●SSLオートメーションをProToolsで ●S29Eコンパチブル
●LTCチェイス機器なら何でもOK ●イージーインストール
●マニュアルTCジェネレーターとしても使用可 ●外部ビデオシンク ●タイムコードキャラクター表示ビデオ出力 ●19インチ1U
従来、SSL4000コンソールとProToolsを使用したシステムにおいて、ProToolsをテープマシンとして使用し、SSLオートメーションを走らせたい場合にはPCM3348等の実際のテープマシンをダミーで走らせ、SSLが必要とするTACH、DIR、LTC、トランスポート制御信号及び、ProToolをチェイスさせるためのLTCを与えてやる必要がありました。SL906は内部クリスタルまたは外部コンポジットビデオにシンクしたLTCを出力してこのダミーマシンの代わりを行います。つまり、ProToolsはSSLコンソールのマスタートランスポート操作ボタンによって動作します。リアルマシンモードの場合には従来の3348をインターフェースしてS29Eへ出力しますので特別なインターフェースは必要ありません。つまり、9000シリーズコンソールのようにコンソール自身がLTCを発生するような環境を提供します。
◆フロントパネル
フロントパネルにはシンク切換、フレームレート選択スイッチ、REW、FWD、PLAY、STOPスイッチ及びシャドウマシンとリアルマシンの切り換えスイッチがあります。なお、外部シンクにカラーコンポジットを入力し、30フレームを選択した場合にはフレームレートは29.97で、ビットレートは30になりますのでご注意下さい。
◆インターフェース
SL906にはS29E互換ポート、LTC入出力、コンポジットビデオ入力、タイムコードキャラクター表示ビデオ出力、ホストコンピュータ用のcom1ポート、マシン切り換え用のS38Eポートを備えています。また、MTS(マスタートランスポートセレクター)の機能も持ち、3348またはSL906を切り換えてS29Eポートへ接続することが出来ます。
◆セットアップ
SL906をSSLとProToolsシステムを接続するには、SL906のS29Eポートを通常のテープマシンと同様にSSLコンソール本体コネクターパネルのS29EポートまたはMTSへ接続しLTCをSSLのLTCリーダーへ接続します。LTCはSSLとパラでProToolsの"USD"または"SYNC I/O"へ接続して下さい。また、3348と併用する場合にはSL906のリヤパネルへ3348トランスポートケーブルを接続して下さい。なお、3348を接続するケーブルは既存のものをそのまま使用出来ます。SSLコンピューターのA−SETUP等のコマンドでマシンを切り換える場合にはS38Eも接続して下さい。
◆時刻セット
電源投入時にはSL906のLTCジェネレーターは0時にリセットされますが、動作中にリセットしたい場合にはSTOPを約1秒押しながらPLAYボタンを押します。この状態でさらに約1秒STOPを押しながら、PLAYを押すと外部から入力されている時刻をセットする事が出来ます。また、STOPボタンを押しながらREW、FWDボタンを押すと設定時刻を増減することが出来ます。設定時刻はビデオ出力のキャラクタインサートで確認することができます。
◆LTC及び、タコパルス
LTCはPLAY時のみ出力されREW、FWD時には出力されません。また、S29EへのTACHはPLAY時に30Hzを出力し、REW、FWDの最高速時には20倍速を出力します。
★LTC INPUT: BAL 10kΩ XLR3-F, 0dBu ~ +10dBu, x1 speed
★LTC OUTPUT: BALANCED 75Ω, 0dBu, INT/EXT 29.97, 30 frame
★EXT SYNC IN: COMPOSITE VIDEO, BNC, 29.97, 30 frame
★VIDEO OUT: COMPOSITE VIDEO, BNC
★S29E I/F: REW,FWD,PLAY,STOP TALLY, TACH, DIR (D25-F,#4-40)
★REAL MACHINE: S29E format, D25-M,#4-40 ★S38E: D25-M, #4-40
★COM1: D9-F, #4-40 ★COM2: D9-M, #4-40
★MAINS: 100-120VAC 50/60Hz MAX 10W
★DIMENSIONS: 482Wx44Hx303D, 4kg
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